入園後の生活

　主に乳児期～1歳前半までのお子さんは未熟で月齢差もあり、病気に対する抵抗力も弱いので、一人ひとりの生活(ミルク・離乳食・睡眠・排泄・遊び)を十分考慮して保育しています。
抱っこや語りかけ、スキンシップを通じて、心の安定と安心感を大切にします。
　新入園児の場合は、ご家庭での生活から少しずつお友だちと楽しみながら、こども園の生活リズムに慣れることができるようにしています。

　安心できる環境で、一人ひとりのペースに合わせた生活リズムを大切にします。保育教諭と関わりながら、遊びや食事を通して基本的な生活習慣（食事・睡眠・排泄など）の基礎を作ります。また、指先を使う遊びや外遊びを通して、五感を豊かに育てます。

　自我が芽生える2歳児は「やってみたい」という気持ちや自立心を大切にし、挑戦を温かく見守ります。着脱や食事なども自分で少しずつできるよう、個々の発達に合わせてサポートします。また、友達や周囲への関心も高まり、簡単なやり取りやごっこ遊び、簡単な集団遊びで社会性の芽を育んでいきます。

　園での生活リズムを身につけていき、基本的な生活習慣が無理なく身につけるようにしています。いろいろな遊びや活動を通して、友達との関わりや思いやりの心を育てます。
　また、会話や制作活動を通して、自己表現や創造力を引き出します。

　一人ひとりの得意なことや好きなことを発見し、自信や自立心を深めていきます。豊富な体験（運動・表現・自然・文化など）を通じて、協調性や社会性を伸ばし、興味の幅を広げます。

　小学校入学を間近に控える年長児の時期に「自分で考えて行動する力」「友だちと協力をして取り組む力」など、将来へつながるさまざまな力を育んでいます。
　文部科学省・厚生労働省が示す『幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿』を意識しながら、遊びや生活、豊かな体験を通して「思いやり」「自立心」「学びに向かう力」などをバランスよく身につけ、安心して就学できるようにサポートしています。